しろけの備忘録ブログ

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立川の夜の顔 -コンビニ巡りで見えた街の表情-

土曜の夜8時過ぎ、多摩地域の雄、立川市立川駅に足を運んだ。駅前は人々の往来で賑わっていた。
まるで新宿かと見紛うほどの人出の多さと喧噪に、まるで大都会の一角に立っているかのような感覚に駆られた。

 

さっそく徒歩でコンビニを探し始める。

 

最初に立ち寄ったのがセブンイレブン ホテルエミシア東京立川店だ。防犯上の理由から夜8時から翌朝6時までトイレが貸し出されないことを知り、複雑な気分になった。
しかし店内はきれいで、客層も何の違和感もない。ホテルの建物のテナントで、眩しいばかりの清潔さを保っていたことが印象的だった。

 

次に訪れたのがローソン 立川曙町二丁目店だ。ここならトイレを借りられた。店内の手入れ状態も悪くなく、客層も特に気になるようなことはなかった。なぜか表通りに面した入り口のドアだけが手動開閉式で、その点が気になった。深い訳など無いかもしれないが。
無印良品の誇るインドカレー等のレトルトカレーも売られているのを見て、ローソンの近くに住めば美味しいカレーがいつでも食べられると気づけたこと、立ち寄った甲斐があったものだ。

 

散策の途中、路地に入ったマンション駐車場で目についた、スペース毎に施錠されるタイプの防犯対策に興味をそそられた。頑丈そうでナンバープレートどころかボンネットの高さまであるような機械式の柵(下図の③みたいなのが平面1枠ずつ設置されているイメージ)。
こうした対策が何のために必要な地域なのだろうか、そうした柵がないと勝手に駐車されてしまう、といったトラブルでも起きていたのだろうかと思わず邪推してしまう。

 

機械式駐車場の単純昇降式装置のイラスト

機械式駐車場の単純昇降式装置

イラスト引用元: 

www.fuso-e.co.jp

 

 

また、道を歩いていると、店先に灰皿が置かれている飲食店が目に入ってくる。立川ではタバコを吸う人が都内に比べて若干多いのかもしれないと感じた。

 

セブンイレブン立川高松町店のトイレは使用可能だったが、清掃状態にはあまり気が行き届いていないようだった。客層は特に気にならなかった。ただ競馬新聞の売れ行きが良さそうだったのは、住宅地のコンビニであることと、駅の近くにウインズ立川があるからだろう。

 

夕飯はGoogleマップの高評価に惹かれて、中華料理店の百嘉園に決めた。おいしくて大満足だった。

 

 

駅への帰り道、ローソンストア100立川高松町店に立ち寄った。こちらはトイレが利用できないばかりか、最近は100円商品自体が減ってきているようで残念だった。

 

 

しかし立川を歩けばその裏側に垣間見える、少し荒れた面もあった。北口から路地に入ったあたり、シャッターにスプレーで落書きされていた。

夜の賑やかさを思わずにはいられない。こうした一面も、立川の夜の顔なのかもしれない。

 

この場所の近くにある、セブンイレブンピタゴラス通り店では、イートインスペースの2階が夜6時で閉鎖され、同じく2Fにあるトイレも利用不可能だった。2階を開放していると暇な客に占拠されてしまうのだろうか。

 

最後のファミリーマート立川南駅前店は、やや照明が暗めで気分的には少し落ち着かない印象だった。客も私の他にはいなかった。トイレは朝6時から21時まで利用可能となっていた。私が訪れた時間はまだ店の前の人通りは絶えてはいなかった。

 

こうしてコンビニ巡りをしながら、立川の夜の顔を探ってみた。活気に満ちつつも、少し落ち着きを欠く一面もある。タバコの自由さえ垣間見える街だった。多様な表情を持つ立川のナイトライフに、違った視点から魅力を感じずにはいられなかった。